羽布加工

  1. 180番鉄羽布にて研磨
  2. 240番鉄羽布にて研磨
  3. 麻羽布にて研磨
  4. 布羽布にて研磨

上記工程も細かく分かれていますが、説明をすると長くなりますので書きません。
私の持っているドラムの種類だけでも20種類以上は用意してあり、研磨材はそのドラムに合わせ10種類以上もあります。
材質や形状、仕上がりかた、によって使うドラムや研磨材が変わってきます。
羽布屋には、大まかに分けると、メッキ下地を専門に行う所と磨き専門の所があり前者が1,2番で後者が3,4番です。
両方の加工をしている羽布屋はあまり有りません、なぜかと言うと工程が多くなる為大変なのと、要望がないのです。仕事としてやるには、工程が多く成りすぎるのと採算が合わなくなる為です。オートバイパーツと言うと嫌われるのはその為です。
皆さんは雑誌を見て羽布を簡単に思っているかもしれませんが、雑誌で書いてある事は目先の事で、現実的には向きません、何故かと言うと、

  1. 回転数がドリル等では2400回転位が限度ですが現実は、3800〜4200回転位でないと周速度が足りなくワークの温度が上がらず研磨材が溶けないので、コンパウンド等で磨く方が光ります。固形の研磨材を使うのでしたらワークの温度が80度以上にに成らないと研磨力が余り有りません。
  2. 青棒と良く書いてありますが、そんな物を使わないと思います、使わないわけでは有りませんが、一般に使うのでしたらどんな所に使うのか聞きたい位です。(一般的にはコンパウンドがよいのでは?)
  3. 1番の事にもつながりますが、ドリルは垂直に押しつける物でベアリングが強く有りません、横に押し付けると直ぐ壊れて損しますよ!
  4. 羽布とは、現実的には図面上、面粗度と言う単位で表されます、光っていることが羽布では有りません。よって凸凹のまんま光っていても羽布として認められません、面を出す事も重要な事です。
  5. アルミで酸化しているワークは鉄の錆び以上に深い侵食をされています。アルミの錆びは鉄と違い白いので目立ちません、磨いただけでは酸化した部分(白い部分)を埋めただけでワークじたいは凹んだままですし、又直ぐ錆びてしまいます、削らなければ駄目だと思いませんか?金額だけで言うのであれば構いませんが、私はお客様の為を思って仕事していますしプライドを持っています。磨くだけの羽布であれば、だれでもできます。 補足ですがアルミは鋳物が多いのですが、作る工程で不純物(酸素等)が多く含まれます、よって自分自身で錆びようとする力が強いのです。

アルミ羽布参考例

1985年GSXR750R 剥離 羽布 焼き付けクリアー塗装
Rクランクケースカバー ¥2,100 ¥2,600 ¥2,100
Lクランクケースカバー ¥2,600 ¥3,150 ¥2,600
クラッチカバー ¥3,150 ¥4,000 ¥4,000
スイングアーム ¥9,000 ¥10,500 ¥10,500
トップブリッジ ¥2,600 ¥3,150 ¥2,900
1988年VFR750,RC30
フレーム ¥10,500 ¥23,100 ¥18,900
砂型スイングアーム ¥23,100 ¥10,500
フロントフォーク(ボトムケース) ¥3,150 ¥3,800 ¥3,800
ブレーキキャリパー ¥2,900 ¥4,700 ¥3,150

上記金額は参考例です、詳しくは問い合わせてください!
又、傷、酸化等が有る場合、研磨代が羽布代に1、3〜2倍加算されます。
焼き付けクリアー塗装をすると、白くなり輝きも40%位無くなりますが傷は付き難く成ります。(古い酸化した物は塗装はしない方が良いです)
その他、アルマイト、シリンダーフィン等の欠損加工等何でもご相談下さい。

BACK
INDEX